沖縄の結婚式におけるドレス選びのポイント|親族・ゲストはかりゆしウェアがおすすめ
沖縄は、国内のリゾートウェディングに人気の高い場所です。この記事では、沖縄で結婚式を挙げる新郎新婦へ向けて、ドレスについて解説します。費用相場をはじめ、レンタルと購入の違いやそれぞれのメリット、ドレスの選び方など、役立つ情報をまとめました。親族やゲストの服装についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
沖縄の結婚式におけるドレス選びのポイント
沖縄の結婚式で着用するドレスを選ぶ際の、2つのポイントを解説します。
爽やかで涼しげな素材やデザイン
沖縄の結婚式のドレスは、気候やロケーション、チャペルの雰囲気に合わせます。程よい肌見せも爽やかに見えるのは沖縄ならではです。ドレスの色味はクリーム色やオフホワイトよりも真っ白なものが、真っ青な空や海に映えます。
屋外に持ち出し可かどうか
屋外でも着用可能なドレスであるかの確認は重要です。沖縄の結婚式は屋外での写真撮影も少なくありません。レンタルの場合は、ドレスによって屋外不可とされることもあります。撮影のロケーションを考慮してドレスを選ぶとよいでしょう。
【シーン別】沖縄での結婚式で映えるウェディングドレス
沖縄の結婚式は、主にチャペル、ビーチ、ガーデンの3つのロケーションがあります。それぞれで映えるドレスについて解説します。
チャペル
チャペルで挙式を行う場合は、荘厳な雰囲気に合わせ、上品なデザインのドレスがおすすめです。スカートにたっぷりとボリュームが出せるオーガンジー素材や、光沢感のあるサテン生地、長めのトレーン(引き裾)などが合います。
ビーチ
ビーチの結婚式では足元が砂浜のため、ドレスは動きやすさが重要です。トレーンは短めにし、ドレス自体に重さが出にくい軽いチュール素材のものがよいでしょう。スカートにボリュームのないマーメイドドレスもおすすめです。
ガーデン
沖縄のガーデンウェディングには、シルクやチュール、オーガンジーなど、風になびく軽やかな素材を使ったドレスがおすすめです。レースのようなナチュラルな雰囲気のものも、自然の雰囲気に合います。
沖縄の結婚式のドレスを準備する方法
ドレスの準備には、レンタルと購入の2つの方法があります。リゾートウェディングドレスに関するアンケート調査では、購入した人は3割超、レンタルした人は約5割というデータが出ています。
沖縄の結婚式の場合、レンタルドレスのサロンを地元と現地のどちらにするかも重要です。地元の場合は、試着とレンタル手配を事前に行います。現地の場合は、現地到着後に、試着・レンタルとなります。費用や沖縄に持ち込む際の手間、選定にかける時間などを比較して、準備方法を決めましょう。
参考:ゼクシィ 結婚トレンド調査2020【海外ウエディング編】調べ
ウェディングドレスを購入・レンタルする場合の違い
沖縄の結婚式におけるウェディングドレスについて、購入とレンタルの違いを4つの項目別に解説します。
相場
ウェディングドレスの相場は、レンタルの場合は20?30万円、購入の場合は30?40万円です。ドレスの価格は、ブランドやデザイナー、素材の質などによって差が出ます。新郎の衣装にかかる費用は、新婦のドレスよりも10?15万円程度安いのが相場です。
メリット・デメリット
ウェディングドレスについて、レンタルと購入のメリット・デメリットを、以下の表にまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
レンタル |
・挙式前後の持ち運びの手間がかからない ・ドレスの保管やメンテナンス、片付けなどが不要 |
・ドレスのサイズや数に限りがある ・新品ではない ・屋外に持ち出し不可の場合がある |
購入 |
・自分だけの一着が手に入る ・屋外でも気兼ねなく着られる ・地元でのアフターパーティでも着られる ・中古など安く手に入れる方法もある |
・保管場所に困る ・式場の提携サロン以外で購入した場合は、持ち込み料や配送手配の手間がある |
手配先
ウェディングドレスは、式場、式場提携の衣装サロン、外部の衣装サロンなどで、購入もしくはレンタルができます。中古販売業者やフリマアプリ、インターネットオークションなどを利用した場合は、基本的には購入となりますが、費用は通常よりも抑えられます。デザインの豊富さや試着の有無、管理方法など、何に重きを置いてドレスを選ぶかで手配先は変わります。
挙式後
レンタルドレスは、挙式後のクリーニングは基本的に不要で、式場へ直接もしくは配送で返却して完了です。購入ドレスの場合は、アフターパーティーなどで着用でき、その後は思い出の品として自宅に保管する他、リメイクや譲渡、寄付などの選択肢があります。
沖縄の結婚式でドレスを持ち運ぶ方法
ドレスを地元でレンタルもしくは購入する場合、沖縄へドレスを持ち込む方法まで考える必要があります。2つの方法を解説します。
手荷物で持っていく
基本的には、破損や紛失などの事故を避けるため、ドレスは手荷物として沖縄へ運びます。ドレス一式をひとまとめにできるケースを使用するとよいでしょう。到着後すぐに吊るす、シワになりにくい素材を選ぶなど、シワ対策も重要です。
宅配便で送る
式場や衣装サロンには、ドレスを現地へ配送するオプションがある場合もあります。配送の手配を個人でする場合には、ゆうパックや宅急便、家財用の宅急便などを利用しましょう。配送料は、東京から沖縄までで3,000円?5,000円ほどです。
沖縄の結婚式における父親・母親・親族の服装
沖縄の結婚式に参列する両親や親族の服装について、解説します。
正礼装
正礼装は最も格調高い礼装で、結婚式においては新郎新婦の両親が着用するものとされています。父親はモーニングや燕尾服、母親はロングドレスや黒留袖が、正礼装にあたります。
準礼装
準礼装は、結婚式において兄弟や親族が着用する服装です。男性はディレクターズスーツやタキシード、ダークスーツ、女性はフォーマルワンピースや色留袖が、準礼装にあたります。
かりゆしウェア・かりゆしワンピース
かりゆしウェアは、沖縄では正装とされています。かりゆしは「縁起がよい」「めでたい」という意味がある沖縄の方言です。両親や親族が、華やかなかりゆしシャツやワンピースでドレスアップすれば、沖縄ならではの雰囲気の式になります。
沖縄の結婚式におけるゲストの服装
沖縄の結婚式に参列するゲストの服装について、解説します。
準礼装
準礼装は、ゲストの服装として最も格式高いものです。男性はディレクターズスーツやタキシード、女性はフォーマルワンピースや色留袖が準礼装です。職場の上司など、主賓クラスが着用します。
略礼装(平服)
略礼装は平服ともいい、同僚や友人として結婚式に参列する際の一般的な服装です。男性は風合いのよいブラックスーツやダークスーツ、女性はフォーマルドレスやワンピースが準礼装にあたります。
かりゆしウェア
沖縄の結婚式においては、両親や親族同様に、ゲストにとってもかりゆしウェアは正装です。「縁起がよい」「めでたい」という意味のあるかりゆしウェアをゲストが着用することで、結婚式に華やかさを添えられます。女性の友人同士で、かりゆしのカラードレスをおそろいで着用することもおすすめです。
かりゆしウェアは沖縄の結婚式の新しいスタイル
沖縄の結婚式の多くは、一般的な結婚式と比べてドレスコードが厳しくありません。かりゆしウェアは、沖縄の結婚式ならではの正装スタイルとして、年々人気が高まっています。ゲストにとっても、特別な思い出になります。当日着用してもらうために、新郎新婦から特別な引き出物として、事前にプレゼントしてもよいでしょう。
沖縄の結婚式におけるマナーと注意点
ドレスコードは厳しくない沖縄の結婚式ですが、マナーや注意点もあります。新郎新婦とゲストにわけて解説します。
新郎新婦のマナーや注意点
沖縄での結婚式は、一般的な結婚式とは勝手が違う部分があります。両親やゲストと事前にコミュニケーションをきちんととることが重要です。特に結婚式の雰囲気やドレスコードの希望は、事前に伝えておけば双方にとって安心です。参列者の服装をかりゆしウェアにしてもらう場合は、早めに準備の段取りや手配に取り掛かりましょう。
ゲストのマナーや注意点
ゲストの服装に関して、沖縄では肌の露出に対し比較的おおらかですが、過度な露出やカジュアル過ぎるものは控えてもらいましょう。気候は、11月?4月は沖縄でも肌寒く感じる日も少なくありません。かりゆしウェアの場合は、正規品にすることや、ストッキングの着用は不要であることなどのマナーを伝えておくとよいでしょう。
まとめ
沖縄での結婚式において、ドレスの手配は購入やレンタルの選択肢があります。沖縄の結婚式は海や空の下のロケーションも楽しみの1つであるため、屋外での着用が可能なドレスを選びましょう。両親やゲストには、沖縄の正装とされるかりゆしウェアをドレスコードにすることで、沖縄ならではの雰囲気の式になります。
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沖縄の結婚式のドレスコードにかりゆしウェアをご検討の方は、ぜひ一度カタログをご覧ください。
会社名:株式会社日進商会
部署名:カジュアル事業部
執筆者名:大木美野
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