沖縄の離島で挙げる結婚式の魅力とは?おすすめの離島や結婚式の費用も解説
沖縄でのリゾート婚の中でも、離島で挙げる結婚式が注目を集めています。この記事では、離島での結婚式がおすすめの理由や注意点、結婚式にかかる費用について解説します。結婚式におすすめの離島のアクセス方法や魅力もあわせて紹介しているので、離島での結婚式を検討している人は参考にしてください。
目次
沖縄の離島での結婚式が人気の理由
沖縄の離島で結婚式を挙げたいと考える新郎新婦が多い背景には、以下の3つの理由があります。
羽田空港や関西国際空港から直行便がある
国内の主要な空港から乗り継ぎ不要で到着できるアクセスの良さが魅力の1つです。沖縄県の離島のうち、石垣島や宮古島などは、羽田空港や関西国際空港、福岡空港からの直行便が運航しています。那覇空港での乗り継ぎ便も含めると、フライトの選択肢が増えます。
結婚式とハネムーンを楽しめる
離島には、さまざまなアクティビティや観光ができるスポットがあるため、ハネムーン先としても人気です。結婚式を挙げた離島でハネムーンも楽しめるので、ハネムーン旅行への移動時間や費用を削減できるのも魅力です。
非日常を感じられる
島時間と呼ばれる、ゆったりとした時間が流れる離島での結婚式なら非日常な時間を演出するのに適しています。手つかずの自然が数多く残る沖縄の離島は日本国内でも珍しい亜熱帯気候のため、本州では見られない動植物も観察できるでしょう。
沖縄の離島で結婚式をあげるときの注意点
離島での結婚式は、天候に左右されやすくアクセスが限られる点で注意が必要です。
季節や台風に左右される
台風が発生しやすい夏は、台風の影響で飛行機や船が欠航するリスクがあがるため、結婚式が挙げられる時期が限られてしまいます。とくに、船でアクセスする離島は、海上の状態にも左右されるため注意が必要です。
移動手段が限られる
宮古島や石垣島など、ターミナル空港から直行便が運航している離島がある一方で、船でしかアクセスできない離島もあります。結婚式会場から宿泊先への移動手段がバスや自家用車に限定されるなど、アクセス方法が少なく、ゲストの負担増加につながります。
多くのゲストを呼べない
沖縄県のリゾート婚は、交通費や宿泊費の負担が大きかったり、ゲストの予定調整が難しかったりする理由で多くのゲストを呼べません。沖縄県のリゾート婚の平均ゲスト数は、12.7人と少人数のため、誰をゲストによぶのかの選定に悩む場合もあるでしょう。結婚式に呼べなかったゲストのために、後日、地元で結婚披露パーティが必要になる場合もあります。
※参考:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課|令和3年沖縄リゾートウエディング統計調査結果
現地での細かい打ち合わせができない
地元からの移動時間がかかる離島での結婚式は、結婚式当日まで現地に赴けない場合もあります。現地での打ち合わせができないので、結婚式当日に実際の結婚式場がイメージと異なり、違和感を覚える可能性もでてきます。
結婚式におすすめの沖縄の離島
沖縄県でリゾート婚におすすめの離島4か所を、魅力やアクセス方法とあわせて紹介します。
宮古島
本州からのアクセスもよく観光地としても人気の宮古島は、リゾート婚にも適しています。
宮古島へのアクセス方法と特徴
宮古島は、沖縄本島から南西に300km離れた場所に位置する島で、沖縄本島、西表島、石垣島に次ぐ広さを誇ります。羽田空港や関西国際空港から直行便が出航しているため、アクセスが良好です。羽田空港からは、約2時間30分、那覇空港からは約1時間で到着できるので、ゲストの移動の負担も減らせるでしょう。宮古空港からは、結婚式会場までは車での移動がスムーズです。
宮古島の魅力
亜熱帯気候に属する宮古島は、本州では見られないような熱帯魚が泳ぐ海や、花々、雄大な自然など景色の豊かさが魅力です。宮古島には、東洋一美しいと言われる白い砂浜が映える與那覇前浜ビーチや、伊良部大橋の近くにある砂山ビーチなど多くのビーチがあるので、フォトウェディングを挙げたい新郎新婦にも人気です。
石垣島
沖縄県で3番目に大きい石垣島の魅力とアクセス方法について解説します。
石垣島へのアクセス方法と特徴
八重山諸島の島の1つである石垣島は、1年を通して15度を下回らない温暖な気候が特徴です。石垣空港へは那覇空港から約1時間、羽田空港からは約3時間で到着します。石垣空港から市街地へはバスが運行しています。
石垣島の魅力
陸地が起伏に富んでいる特徴がある石垣島は、「川平湾」や、広大なサンゴ礁が広がる「白保海岸」など海沿いの景色だけでなく、山の美しい景色も楽しめる魅力があります。星空保護区に指定されているため、晴れた日は満天の星空を眺められるでしょう。ハネムーンでは、カヌーやマングローブクルーズなどのアクティビティのほか、周辺の島々への観光も可能です。
古宇利島(こうりじま)
沖縄本島の北側にある古宇利島のアクセス方法と魅力について解説します。
古宇利島へのアクセス方法と特徴
沖縄本島の北部に位置する古宇利島は、沖縄本島と古宇利大橋で結ばれた離島です。那覇空港からは、橋を渡って車で1時間30分、名護市街地からは20分ほどで到着できます。島には昔ながらの民家やサトウキビ畑が点在し、自然豊かな環境です。1周8kmの小さな島は、琉球民族誕生の地として知られています。
古宇利島の魅力
古宇利島には、ハート形をした岩や古宇利大橋など、フォトスポットが充実しています。沖縄版アダムとイブの伝説が残る古宇利島には、「恋の島」や「神の島」の伝承があり、愛の島としてカップルにも人気です。
久米島
沖縄最西端に位置する久米島のアクセス方法と魅力について解説します。
久米島へのアクセス方法と特徴
沖縄本島から西に100㎞の距離にある久米島は、沖縄諸島最西端に位置する離島です。那覇空港からは飛行機で35分、船では3時間でアクセス可能です。ミーフガーや畳石などのスポットで知られています。
久米島の魅力
那覇空港から空路で35分と日帰りでのアクセスが可能なため、フォトウェディングにも適しています。島の沖合に浮かぶ「ハテの浜」は、砂浜だけでできています。真っ白な砂浜と青い海のロケーションはフォトスポットとしても人気です。
沖縄での結婚式にかかる費用
沖縄で結婚式を挙げる場合、挙式や披露宴にかかる費用以外に交通費や現地での滞在費も知っておくと良いでしょう。
挙式や披露宴にかかる費用相場
沖縄県でリゾート婚を挙げる場合、挙式費用の平均は約50.2万円、フォト撮影のみの場合、約12万円です。挙式費用には、新郎新婦の衣装代やアルバム代、ブーケ代、牧師に支払う謝礼などが含まれています。挙式のほかに、披露宴を挙げる場合はゲストにふるまう料理や飲み物の費用、会場の装花やウェディングケーキなどの費用が別途必要です。披露宴の費用はゲストの人数により異なります。
※参考:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課|令和3年沖縄リゾートウエディング統計調査結果
挙式・披露宴以外の費用
沖縄でのリゾート婚は、挙式・披露宴の費用以外に交通費や現地での滞在費、お土産代などがかかります。2021年度沖縄県の平均的な旅行費用は、1人あたり72,290円でした。ロケーションフォトやかりゆしウェアなどのオプションをつけると、その分費用が高くなります。結婚式のゲストが少人数の場合、地元でお披露目パーティを実施する場合もあります。
沖縄で結婚式を挙げるときのポイント
沖縄で結婚式を挙げる場合、交通費や宿泊費が高くなります。負担を減らすためのポイントを知っておきましょう。
費用負担について考えておく
沖縄県での結婚式は、新郎新婦3.4日・ 参列者2.5日と平均滞在日数が長くなる傾向があります。ゲストの宿泊費や交通費は、新郎新婦が負担するのか、負担しない代わりにご祝儀も辞退するのかなどは家族で話し合っておきましょう。費用についての決まりはないため、新郎新婦の経済状況やゲストとの関係性をもとに臨機応変に考える必要があります。
※参考:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課|令和3年沖縄リゾートウエディング統計調査結果
節約するポイントを決めておく
結婚式にかかる費用を抑えたいなら、節約するポイントを決めておきましょう。夏休みやGWなどのハイシーズンを避けたり、平日を選んだりすれば費用が抑えられます。オフシーズンの11月〜1月なら、通常よりも安いプランでの挙式も選択可能です。令和3年度の挙式数が最も少なかったのが1月(349 組)ついで2月(373 組)、8月(657 組)の順でした。
※参考:沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課|令和3年沖縄リゾートウエディング統計調査結果
まとめ
沖縄の離島での結婚式は、本州から直行便が運航している利便性や、ゆったりとした島時間を満喫できる非日常感などから、沖縄でリゾート婚を挙げたい新郎新婦の中でも注目度が高まっています。離島での結婚式は天候に左右されやすく、滞在日数が必要なため呼べるゲストが限られる点などには注意が必要です。離島での結婚式はゲストの滞在費や衣装などの費用が必要になる場合もあるため、節約できるポイントは事前に確認しましょう。
ゲストにかりゆしウェアを準備したいなら、さまざまな種類のかりゆしウェアが揃うMAJUN OKINAWA公式オンラインストアをご利用ください。
<会社名:株式会社日進商会
部署名:カジュアル事業部
執筆者名:大木美野
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/majunokinawa/
https://www.instagram.com/majunokinawa/
https://twitter.com/MAJUN_OKINAWA