フォトウエディングは、好きなロケーションで結婚の思い出を残せるイベントです。沖縄は青い海や空を背景に撮影できるため、人気のスポットです。この記事では沖縄のフォトウエディングに興味がある人に向け、沖縄のフォトウエディングについて解説します。費用相場やおすすめのスタジオ、最適な時期も解説しているので、参考にしてください。

沖縄のフォトウエディングの魅力

フォトウエディングとは、結婚式の代わりに行う写真撮影です。ウエディングドレスや和装などの衣装を着て、好きなロケーションで撮影できます。ここでは、沖縄のフォトウエディングの魅力について解説します。

費用を抑えられる

フォトウエディングは結婚式を挙げるよりも費用を抑えられ、リーズナブルです。基本的なプランには、衣装やヘアメイクが含まれているため、自分達で準備するものは下着程度で、手ぶらで撮影できます。時間や手間をかけずに撮影できるため、忙しい人に最適です。

美しいロケーションで撮影できる

沖縄の青い空と青い海を背景に、美しいロケーションで撮った写真を残せます。グアムやハワイといった海外に行かなくても、非日常のビーチフォトが撮れます。海外に行くよりも準備が簡単で、空きがあれば直前の申し込みでも撮影可能です。

新婚旅行を兼ねてリゾートが楽しめる

観光スポットやリゾートホテルが多い沖縄では、撮影と観光の両方を楽しめます。撮影だけに旅行費を払うのに抵抗がある場合は、新婚旅行を兼ねるのもおすすめです。費用を節約しながら、撮影と旅行の思い出を残せます。

沖縄のフォトウエディングの費用相場

沖縄のフォトウエディングの費用相場は10万円ですが、オプションによって費用に差が出ます。

費用

2021年4月に沖縄県観光振興課が発表した沖縄のフォトウエディングの費用相場は、10万円（オープン価格による平均値）です。オプションを追加すると費用が上がるため、実際は10〜20万円前後とされます。

※参考：令和2年【年間】沖縄リゾートウエディング9,212組

基本的な費用に含まれるプラン例

基本的なフォトウエディングのプランに含まれるサービス例は、以下のとおりです。

・レンタル衣装

・レンタル小物

・ヘアセット・メイク

・撮影料金

・アテンドスタッフ

格安プランは、撮影データの受け取りが別料金になる場合があるため注意しましょう。

追加費用がかかるオプション例

追加費用のかかるオプションサービスの一例は、以下のとおりです。

・衣装グレードアップ

・新郎ヘアメイク

・アルバム料金

・動画撮影

・土日祝日料金

・データ追加料金

オプションをつければより満足度の高い撮影になりますが、予想よりも費用が跳ね上がる要因です。

沖縄のフォトウエディングでおすすめのスタジオ

ひとくちにスタジオといっても、特徴や魅力が異なります。ここでは、おすすめのスタジオを3つ紹介します。

STUDIO SUNS

STUDIO SUNSは、ハウススタジオ撮影やチャペル、ビーチ、フォトジェニックなロケーションなど、豊富なプランが魅力のスタジオです。衣装はドレスや白無垢、カラードレスなど200着以上がそろっています。

SNAPPY

SNAPPYは、安心プランが魅力のスタジオです。プランにドレス・タキシード・小物が含まれているため、到着後そのまま撮影開始できます。撮影データ料金も含まれているため、追加購入の心配はありません。

PHOTO STUDIO OUCHI

PHOTO STUDIO OUCHIは、海や自然を感じながらロケ車に乗り込んで撮影する「沖縄を旅するフォトウェディング」を企画しています。スタッフも一緒に行動するため、沖縄を旅しながらリラックスして撮影できます。

沖縄でのフォトウエディングで人気のスポット

沖縄にはフォトジェニックなロケーションスポットが豊富です。ここでは、人気のスポットについて解説します。

瀬底ビーチ

北部にある橋でつながる、周囲8kmほどの小さな離島のビーチです。真っ白なパウダー状の砂浜と、沖縄屈指の透明度を誇るエメラルドグリーンの海が人気で、リゾートフォトに最適なスポットです。

古宇利島

エメラルドグリーンの海に囲まれた、北部にある小さな有人島です。別名「神の島」「恋の島」とも呼ばれ、パワースポットとしても有名です。自然豊かなスポットで、夕日や星空といった観光も楽しめます。

備瀬のフクギ並木

美ら海水族館の近くにある、推定樹齢300年のフクギが1km続く並木道です。緑のトンネルや美しい木漏れ日のなかで撮影ができるため、ナチュラルな雰囲気の写真を撮りたい人におすすめです。

金武町の街並み

1970年代にアメリカ人兵の歓楽街として栄えたエリアです。横文字の看板やカラフルな建物が多数あり、レトロな映画のセットのような写真が撮れます。雑誌の撮影場所としても使われる人気スポットです。

東南植物楽園

沖縄本島の中部にある、熱帯や亜熱帯の珍しい植物が楽しめる植物園です。ユスラヤシの並木道や、一面のハス畑など、自然豊かな東南アジアのリゾートのような風景のなかで撮影できます。

琉球村

沖縄の伝統文化やローカルな雰囲気を感じられる観光スポットです。昔ながらの赤い琉球煉瓦の住宅で撮影できるのが魅力で、自然のロケーションとは違う沖縄らしい場所で撮影したい人におすすめです。

沖縄でのフォトウエディングに最適な時期

きれいな写真を撮るには、時期も大切です。沖縄のフォトウエディングに最適な時期について解説します。

過ごしやすい時期は3〜4月

3月は桜が咲き始め、寒くも暑くもなく、撮影に最適な季節です。4月は本格的に暑くなる前の初夏の陽気で、ドレスを着用する撮影でも過ごしやすい気候です。10月以降の秋も過ごしやすい時期です。

注意したいのは5〜6月、8〜9月

注意したいのは梅雨の時期の5〜6月と、台風が多い8〜9月で時期としてはおすすめできません。降水量が多く、撮影日や撮影時間の変更をする可能性があります。台風の強風は勢力が強く、屋外のロケーションが難しくなったり、飛行機が欠航したりするケースもあります。

天候の心配が少ないのは12〜2月

降水量が少なく天候の心配が少ないのは、12〜2月です。撮影の時間帯によっては肌寒くなるため、衣装の上から羽織れるものを持参して寒さ対策をしておくと安心です。オフシーズンのため、旅費を抑えやすくなります。

現地でのスケジュール

フォトウエディングは、半日で撮影できます。一般的には撮影前日または当日に、打ち合わせと衣装選びを行います。当日は2時間程度でヘアメイクや着替えをし、1〜2時間程度で撮影します。午前中に撮影をして、午後から観光をするスケジュールも組めます。

沖縄でフォトウエディングを手配する方法

フォトウエディングを手配するには、フォトスタジオ、旅行会社、ドレスショップに申し込む方法があります。

フォトスタジオに申し込む

自分達でフォトスタジオ・撮影会社に直接依頼する方法は、メジャーな手配方法です。好みのロケーション、写真のテイスト、やりたいこと、予算を基準に比較して、理想通りのプランを選べます。

旅行会社に申し込む

旅行会社に申し込めば、旅行と撮影の手配をすべて依頼できるのが魅力です。提携先が限られたり、費用が割高になったりする可能性はありますが、準備や各所への連絡の手間が省けるため、忙しい人におすすめです。

ドレスショップに申し込む

好きなウエディングドレスがある場合、ドレスショップに申し込む方法があります。フォトプランがあれば、憧れのウエディングドレスを着て撮影できます。フォトプランがなければドレスをレンタルし、別途フォトスタジオに依頼しましょう。

沖縄でのフォトウエディングのスタジオの選び方

フォトウエディングスタジオを選ぶ際に、確認したいポイントがあります。スタジオの選び方について解説します。

希望がすべて叶うプランか

希望がすべて叶う業者を選びましょう。プランや衣装、撮影場所の組み合わせはスタジオによって異なります。撮りたかった写真が撮れなかったということがないように、撮影したいポーズやシーンは、契約前に具体的に伝えることをおすすめします。

プランの内容は十分か

新郎新婦の衣装、アクセサリー、小物、ブーケ、ヘアメイクが含まれているか、といったプランの内容を確認しましょう。気になった複数のスタジオを比較すると、プランの充実度がわかります。撮影の所要時間やスケジュールの確認も大切です。

料金や支払い方法に問題ないか

土日祝日の追加料金、データの買取料金、衣装の持ち込み料金がかかる場合があり、プランに含まれない場合は費用が大幅に発生します。支払い方法やタイミングはいつなのか、写真の納期はどれくらいかかるのかもチェックしましょう。

雨天時の対応をしてもらえるか

撮影当日が雨天だった場合、どのような対応をしてくれるのかはスタジオによって異なります。撮影時間をずらして雨が上がるのを待つ、ロケーションを変更する、ホテルでの撮影に切り替えるなど、対応はさまざまです。

まとめ

フォトウエディングとは、結婚の記念にする写真撮影です。沖縄は、美しい空と海を背景にロケーション撮影でき、観光気分も味わえるため人気のスポットです。ウエディングフォトのスタジオを選ぶ際は、プランや料金、雨天時の対応も確認して決めましょう。

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執筆者名：大木美野
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