沖縄の結婚式におすすめの引き出物は?選び方や費用・マナーを解説
沖縄の結婚式の引き出物は、かりゆしウェアや琉球ガラスといった商品が人気です。沖縄らしさを感じる引き出物は結婚式の後の思い出になるため、ゲストに喜ばれる贈り物となります。この記事では、引き出物の選び方や相場、マナーなどを解説します。沖縄らしい引き出物を選ぶ際に、ぜひ参考にしてください。
目次
結婚式に引き出物は必要?
結婚式の引き出物は、必要な場合と必要ない場合があります。ここでは、それぞれのケースについて解説します。
引き出物が必要な場合
結婚式に招待するゲストが、旅費や宿泊費を負担する場合は引き出物を用意しましょう。一般的に引き出物を渡す義務はありませんが、マナーとしてゲストの負担にならないものを贈ります。引き出物がゲストの荷物になるのを避ける場合は、配送サービスを利用するとよいでしょう。
引き出物に加えて、一緒にお礼が書かれているメッセージカードを添えると、感謝の気持ちを伝えられます。
引き出物が必要ない場合
ゲストが引き出物を辞退している場合、用意する必要はありません。結婚式の旅費や交通費を新郎新婦が負担したり、新郎新婦がご祝儀を辞退したりする場合も、引き出物を用意する必要はありません。結婚式に参列してくれたことに対する感謝を伝える場合は、プチギフトを贈るとよいでしょう。
沖縄の結婚式に贈る引き出物の選び方
沖縄の結婚式で引き出物を贈る際は、沖縄らしさを感じられるものがおすすめです。沖縄には民族衣装や伝統工芸品など、魅力のあるものが多くあります。引き出物を選ぶ際は、ゲストによって金額に差が出ない品物を選びます。自分たちで引き出物を用意して式場に持ち込む場合、持込み料を請求する式場があるため、会場を決める際に確認が必要です。
沖縄の結婚式におすすめの引き出物
沖縄にはかりゆしウェアや紅型など、沖縄らしさを感じる贈り物が多くあります。ここでは、沖縄の結婚式におすすめの引き出物を解説します。
かりゆしウェア
かりゆしウェアは、沖縄で礼服としても使われている定番の服で、結婚式のドレスコードとして指定する場合もあります。ドレスコード・引き出物をかりゆしウェアにする場合は式の前にプレゼントしておきましょう。
MAJUN OKINAWA公式オンラインストアは、結婚式を華やかにするかりゆしウェアを多数そろえています。かりゆしウェアを着るかりゆしウェディングは、新郎新婦やゲストの思い出に残るので、沖縄らしさを感じる引き出物としておすすめです。
紅型
紅型とは、沖縄の伝統工芸の染物です。紅型は自然の色彩を原料にして作られており、手作業で生まれる美しい色合いが特徴です。紅型の柄には、沖縄の風景や季節を感じられるものや、動植物や建物をモチーフにしたものもあります。引き出物に紅型を選ぶ際は、名刺入れやバッグなど、さまざまな品物を選べます。
サンゴ染め
サンゴ染めは、サンゴを使用した染め物です。サンゴは幸せを呼ぶものといわれており、一斉に産卵を行うことから、妊娠や出産のお守りとして使われてきました。サンゴ染めは布にサンゴの模様が浮き出るため、商品1つひとつの柄や模様がすべて異なります。スカーフや手ぬぐいなど、多くの引き出物にサンゴ染めが利用されています。
琉球ガラス
琉球ガラスは、鮮やかなパステルカラーが人気の伝統工芸品です。琉球ガラスを使ったグラスや皿などが、引き出物として贈られています。琉球ガラスには沖縄らしさと高級感があるため、引き出物として喜ばれています。ただし、ガラスは荷物になるため、結婚式当日に渡すのではなく、配送サービスを利用して贈るとよいでしょう。
やちむん
やちむんとは「焼き物」のことです。焼き物は、沖縄の方言でやちむんと呼ばれています。やちむんには皿や酒器などがあり、陶器の優しい質感や土物の味わい深さが特徴です。やちむんは沖縄らしさを感じる引き出物として、結婚式で贈られています。やちむん作りは沖縄本島だけでなく、宮古島や石垣島などの離島でも行われています。
バームクーヘン
沖縄の「琉球」バームクーヘンは、有名なお菓子です。沖縄の黒糖や紅イモ、琉球塩などを使ったバームクーヘンが人気を集めています。バームクーヘンは年輪のように見えることから、縁起物として引き出物に贈られています。バームクーヘンは日持ちするだけでなく、持ち運びもしやすいので、縁起のよい引き出物としておすすめです。
カタログギフト
カタログギフトを贈ると、ゲストに引き出物を選んでもらえます。ゲストが結婚式から帰った後に好きな商品を選べるため、結婚式の当日の荷物を減らせる点がメリットです。新郎新婦が引き出物を選ぶ必要もなくなります。カタログギフトを贈る際は、沖縄らしい引き出物が用意されているものを選ぶと、ゲストに喜ばれるでしょう。
沖縄の結婚式で贈る引き出物の相場
沖縄の結婚式で贈る引き出物の相場は、以下のとおりです。
・親族:5,000円〜12,000円
・友人・知人:3,000〜5,000円
・職場関係・同僚:3,000〜10,000円
引き出物は、相手との関係性が近い場合に金額が高くなります。引き出物の目安は、ゲストが結婚式に参列する費用の1割程度にするとよいでしょう。ご祝儀や宿泊費の負担額が合計80,000円の場合は、8,000円程度のものを贈ります。
ただし、高額なご祝儀をいただくゲストには高額なものを贈るのがマナーです。プチギフトを用意する際の相場は、ゲスト1人あたり300円〜500円程度です。
両親に引き出物は必要?
一般的に、両親には引き出物を用意しません。引き出物は、ゲストに対して贈るものであるためです。ただし、記念品の意味で引き出物を贈る場合はあるので、両親に贈る際は事前に確認しておくとよいでしょう。
引き出物を渡すタイミングは?
引き出物は披露宴会場の椅子の上や脇などに用意して、式が終わるころに持って帰ってもらいましょう。もしくは、結婚式が終わった後の、見送りの際に渡す場合もあります。2次会を開催する場合は、配送サービスを利用するのもおすすめです。ゲストに式場のアナウンスで引き出物を配送する旨を伝えておき、2週間以内に到着するように手配しましょう。
引き出物を選ぶ際のマナー
引き出物には、マナーとして避けたいものがあります。ここでは、引き出物を選ぶ際のマナーを解説します。
もらって困るものを渡さない
引き出物は、沖縄らしい記念品や実用的なものが喜ばれます。奇抜で個性的な品物は扱いに困るため、趣味が偏っていたり、もらって困ったりする引き出物は避けるとよいでしょう。たとえば、新郎新婦の写真入りのグッズや持ち運びがしづらい大きさのもの、重いものは引き出物として不適切です。
縁起の悪いものを避ける
ナイフやはさみなどの刃物は「縁を切る」意味合いがあるため、縁起が悪い贈り物です。ハンカチも縁を切る意味があるので、引き出物には不向きです。櫛(くし)も、死や苦労を連想させるので避けましょう。
品物の数を奇数にする
引き出物の数を3や5の奇数にすると、割り切れない数字から「別れることがない」という意味をもつ贈り物となります。2や4などの偶数は割り切れる数字なので、別れを連想させてしまうため避けましょう。引き出物の数は正式なマナーではありませんが、縁起の悪い数字を連想させない配慮が必要です。ただし、地域によって数字のマナーが異なるため、事前に確認しましょう。
まとめ
沖縄の結婚式の引き出物は、沖縄らしい品物が人気を集めています。ただし、引き出物を贈る際は、金額や品物のマナー、負担を感じさせない品物の選び方に注意が必要です。かりゆしウェアや紅型などの伝統的な品物を贈ると、沖縄らしさを感じる引き出物として喜ばれます。
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会社名:株式会社日進商会
部署名:カジュアル事業部
執筆者名:大木美野
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