カートを見るフォトウェディングは50万円でどこまでできる？費用相場や後悔しないポイントを解説
フォトウェディングは、自分たちの予算に合わせてプラン内容を組み立てられる点が魅力です。この記事では、フォトウェディングを検討中の2人に向け、50万円くらいの予算でどのような内容のプランにできるかを解説します。費用の内訳と相場や、後悔しないためのポイントなども解説するので、参考にしてください。
かりゆしウェア専門店 MAJUN Okinawa目次
フォトウェディングとは
フォトウェディングとは、挙式や披露宴の代わりに写真撮影を行うことです。ドレスや和装での撮影はもちろん、普段の自分たちらしさを出せる私服で撮影するパターンもあります。スタジオ撮影とロケーション撮影が選べ、結婚の記念になる特別な写真を残せる点が人気です。
撮影のみのプランが基本ですが、なかには家族や親しい友人を招いて、一緒に撮影をしたり、会食をしたりするオプションのセットプランもあります。
前撮りとの違い
前撮りは、挙式や披露宴をする人が当日とは別日に記念写真を撮影することで、別撮りともいいます。当日の衣装やヘアメイクのリハーサルとして利用したり、当日とは異なる衣装を楽しんだりします。前撮りの費用相場は10万〜15万円未満です。
※参考：ゼクシィ 結婚トレンド調査 2022 報告書（首都圏）
フォトウェディングのメリット
フォトウェディングには、一般的な挙式・披露宴と比べたときのメリットがあります。メリットを2つ解説します。
費用を抑えられる
フォトウェディングは、場合によっては一般的な挙式・披露宴にかかる費用の1/10ほどに抑えられます。300〜400万円が相場の挙式・披露宴と違い、フォトウェディングは数万円からできます。
準備の手間が少ない
フォトウェディングは、準備期間を多く必要とせず、日取りの自由もききます。挙式・披露宴の場合は、ゲストの予定や式場を押さえるために1年近く前から予約をしたり、準備の打ち合わせを何度も重ねたりすることが一般的です。
フォトウェディングにかかる費用の内訳と相場
フォトウェディングにかかる費用相場は15〜20万円です。以下は、フォトウェディングで主に費用がかかるものをリストアップしました。
・撮影代
・新郎新婦の衣装代
・アクセサリーや小物代
・着付け・ヘアメイク料
・撮影データ
・アルバム代
一見、手頃な価格設定に見えるプランでも、プランに含まれる内容を確認することが重要です。たとえば、データの修正、カット数の追加、衣装のグレード、土日撮影、小物や衣装の持ち込みなどは、スタジオによってはオプションメニューとして追加料金が設定されている場合があるためです。以下では、撮影条件別の費用相場を解説します。
※参考：ゼクシィ 結婚トレンド調査2022 報告書（首都圏）
※参考：ゼクシィ トレンド調査2020【海外ウエディング編】 報告書
国内（スタジオ）の費用相場
国内スタジオでのフォトウェディングにかかる費用は、全国平均が18.3万円です。20万円を切っていますが、一方で、50万円以上かけた人は4.2%います。全体的な傾向は、衣装は多くても2着まで、平均購入カット数は179.3カットです。
国内（ロケーション）の費用相場
国内のロケーション撮影にかかる費用は、全国平均が20.4万円です。スタジオ撮影のプラス2万円程となり、50万円以上かけた人もやや増えて5.4%です。衣装数は多くても2着までですが、平均購入カット数は210.1カットとスタジオ撮影よりも多い傾向となりました。
国内（リゾート地）の費用相場
国内のリゾート地でのフォトウェディングにかかる費用は、国内のロケーション撮影の場合と大きく変わりません。ただし、フォトウェディング費用とは別に交通費や宿泊費がかかるため、総額は高くなります。
海外（リゾート地）の費用相場
海外のリゾート地でのフォトウェディングにかかる費用は、全国平均が20.6万円です。撮影費用は国内と変わりませんが、旅費も含めた総額は平均200万円を超えます。撮影だけに50万円以上かけた人は国内より増え、10.8%です。
予算50万円以上のフォトウェディング
フォトウェディングの予算を50万円以上とする場合、リゾート地でのロケーション撮影に加えて、チャペルでの挙式もできます。2人だけの挙式であれば、衣装のグレードを上げたり、撮影衣装の着数を増やしたりでき、ブライダルエステやアルバム作成時のオプション追加も可能です。
挙式のみなら披露宴の準備のような手間はありません。ご祝儀不要で家族やゲストを招待し、特別な時間を過ごすのもよいでしょう。
予算30〜40万円台のフォトウェディング
フォトウェディングの予算を30〜40万円台とする場合、リゾート地や街なかでのロケーション撮影にこだわれます。ロケ地を複数にしたり、チャペルを貸し切ったりといったことが可能です。
アルバムは購入したデータから自作する、衣装は基本プラン内のものから選ぶ、撮影を平日にするなど、多少の工夫をすることで、撮影のロケーションにお金をかけられます。お金を抑えた分、挙式をセットにしてもよいでしょう。
予算20万円台のフォトウェディング
フォトウェディングの予算を20万円台とする場合は、ロケーション撮影ができ、衣装もドレスと和装のどちらも着られるケースがほとんどです。基本プランに加えて、衣装のグレードを上げたり、家族を招待しての挙式・会食セットのプランにしたりといった、2人が重視したい面のオプション追加ができます。
予算5〜10万円台のフォトウェディング
フォトウェディングの予算を5〜10万円台とする場合は、スタジオ撮影と台紙付き写真のような基本的なプランが一般的です。5万円以下となると、多くの場合が、衣装1着のみのスタジオ撮影といったシンプルな内容です。アルバム付きのプランは厳しいでしょう。10万円台ならば、ロケーション撮影のプランも選べるようになります。
フォトウェディングの場合は親の負担も減る
フォトウェディングは、結婚にかける費用を抑えられるため、親の負担を減らすことにもなります。結婚する人のうち8割近くが、結婚費用として親から援助を受けています。援助の金額が100〜200万円未満の人は、そのうちの37.5%です。フォトウェディングは、一般的な挙式・披露宴よりも親の心配を減らせ、自分たちに合った結婚の形を選びやすいともいえます。
※参考：ゼクシィ 結婚トレンド調査2022 報告書（首都圏）
フォトウェディングの費用に関する失敗例
フォトウェディングの費用面の不安を払拭するため、費用に関する失敗例をいくつか紹介します。
安さに妥協した失敗例
フォトウェディングは安さだけで決めてしまわないようしましょう。リーズナブルなプランに惹かれ、勢いで決めてしまうと、撮影カット数が少なかったり、選べる衣装が少なかったりといった失敗につながります。
予定外の出費の失敗例
フォトウェディングの魅力の1つであるロケーション撮影ですが、悪天候による撮影延期で料金が発生してしまったという失敗談があります。ほかにも、撮影時間が延びたために、延長料金が発生するケースもあります。
オプション追加費用の失敗例
予想以上に追加費用がかかってしまったという失敗もあります。レタッチ費用やヘアメイク費用、カメラマンの指名料、アルバム作成料などは、スタジオによっては基本プランに含まれず、オプションとなる可能性があるメニューです。
フォトウェディングの費用で後悔しないためのポイント
フォトウェディングの費用面で後悔しないために、プランに含まれているものとオプションとなるものを必ず確認しましょう。以下は、確認項目の一例です。
・衣装の種類、着数
・「小物一式」に含まれるもの
・撮影カット数
・アルバムの有無
・ヘアメイクの有無
・時間延長や日時延期の追加料金
・出張料
2人の間で予算を決めておくことや、契約前に口コミを確認することもおすすめです。
フォトウェディングのスタッフへの心付けは要る？
心付けとは、お世話になった人へ感謝の気持ちとして渡す、少額の金銭のことです。必須なものではありませんが、一般的に結婚式場や宿泊施設のスタッフに渡すことが多く、結婚式の場合は、受付係や余興を依頼した友人にも渡します。
心付けの相場とタイミング
フォトウェディングの心付けは、カメラマンやヘアメイク、着付けスタッフ、プランナーへそれぞれ3,000〜5,000円程度が相場です。のし袋やポチ袋へ入れ、撮影当日に「今日はお願いします」と渡します。海外での撮影の場合は、チップ相場をプランナーに確認しましょう。
フォトウェディングを依頼する会社の選び方
フォトウェディングは、撮影スタジオや式場と提携している会社で行っています。依頼先は、2人がフォトウェディングで重視したい点から選ぶのがおすすめです。たとえば、衣装の種類、撮影場所、写真の雰囲気、データのみかアルバム付きかなどを比較するとよいでしょう。
フォトウェディングは、今の2人の雰囲気を残すものです。ポーズやシチュエーションなど写真の雰囲気をホームページやカタログで確認し、2人の好みに合う会社を見つけましょう。
フォトウェディングの申込みから撮影までの流れ
一般的なフォトウェディングの流れは、以下の通りです。
1.スタジオやカメラマンなど業者選び
2.契約、打ち合わせ
3.試着、小物の準備
4.【当日】着付け、ヘアメイク、撮影
5.写真選び、アルバム作成
撮影したい時期の3ヶ月ほど前から準備を始めると、余裕があります。春や秋など映える景色が多い季節は混みやすいため、早めの予約がおすすめです。
当日までに準備すること
ドレスや和装のインナーは自前か、ドレスの試着は事前にできるかなどは、契約時に確認すべき点です。思い出の品や2人ならではの小物など、撮影時に持ち込みたい小物の準備もしましょう。
フォトウェディングがおすすめの2人
フォトウェディングは、結婚式にかける費用を抑えたい、準備にかける時間がないといった、経済的な理由や式の準備が難しい人におすすめです。入籍から時間が経ってしまった、盛大なお披露目は避けたいなど、結婚式を挙げない人たちにも選ばれています。結婚の記念になにか残したいと考える2人にぴったりの形です。
まとめ
フォトウェディングは一般的な挙式・披露宴に比べて、費用を抑えられる点が魅力の1つです。平均300〜400万円ほどかかる挙式・披露宴に対し、予算が50万円あれば、リゾート地での美しいロケーション撮影に加え、チャペルでの挙式までできます。
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会社名：株式会社日進商会部署名：カジュアル事業部
執筆者名：大木美野
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