沖縄の結婚式でおすすめの演出は?人気のものから人数に合わせたものまで解説
結婚式は初めて挙げる人が多く、地元ではない沖縄での結婚式を検討していると、余計にどのような演出がよいのか悩む人は少なくありません。この記事では、沖縄での結婚式におすすめの演出を、定番のものから沖縄ならではのものまで解説しています。結婚式を検討している人は、参考にしてください。
目次
結婚式において演出は大切
結婚式において、演出は重要な要素です。思い出となったり、ゲストが楽しめる要素になったりします。演出には、定番のものから結婚式場ならではのものまで幅広いものがあります。定番の演出から沖縄ならではの演出までを知り、好みのものを取り入れましょう。
結婚式での定番の演出3選
結婚式で定番となっている演出にはどのようなものがあるのか、おもな3つを解説します。
1.ベールダウン
新婦の入場時に、一般的に母親がベールを下ろす演出です。元々ベールには魔除けの意味が込められており、ベールを下ろすことによって花嫁の今後の幸せとともに身の安全を祈り、新婦の身支度を最後に手伝うという意味もあります。近年では新婦をバージンロードへ送り出す前に、チャペルの入り口や支度部屋で実施するスタイルが多くみられます。
2.ブーケトスやブーケプルズ
ブーケトスは、花嫁が女性ゲストに向けてブーケを投げるという演出です。ブーケをキャッチした女性は、次に結婚できるといわれています。ブーケプルズは、花嫁が持つブーケの先に見える数本のリボンやひもを結び、未婚の女性ゲストが引くという演出です。数本のうち1本だけがブーケと繋がっており、繋がったリボンを引けると次に結婚できるとされています。
近年では、男性が参加できる「ブロッコリートス」を実施する結婚式もみられるようになってきました。これらの演出には、新郎新婦の幸せを、ゲストにおすそ分けするという意味合いも含まれています。
3.ファーストバイトやサンクスバイト
ファーストバイトは、ケーキ入刀後に、新郎新婦がお互いにケーキを食べさせあう演出です。新郎から新婦に食べさせるのには「一生食べ物に困らせない」という意味が、新婦から新郎に食べさせるのには「一生美味しいものを作ってあげる」という意味が込められています。
近年では大きなスプーンを使用したり、カップケーキにかぶりついたりと、バリエーションが増加しています。サンクスバイトは、お世話になった人に感謝の気持ちを込めて、新郎新婦がケーキを食べさせる演出です。
結婚式でのトレンドの演出3選
近年人気を集める「ブライズメイドやアッシャー」、「エスコートカード」、「カラードリップケーキ」とはどのような演出か解説します。
1.ブライズメイドやアッシャー
ブライズメイドとは、新婦の付添人や立会人のことです。新婦とお揃いの白以外のドレスを着たり、ブライズメイド同士で色もデザインもお揃いのドレスを着たりして、式に参加します。もしくは、お揃いで色違いのドレスを着たり、同じデザインの色違いのドレスを着たりして、新婦のサポート役を担います。
沖縄の結婚式では、ブライズメイド同士でお揃いのかりゆしウェアを着るケースも、珍しくありません。アッシャーはブライズメイドの男性版で、新郎と衣装を合わせたり、アッシャー同士でお揃いの衣装を着たりします。
2.エスコートカード
エスコートカードとは、ゲストの席を知らせるカードのことです。ウェルカムスペースに吊るしたり壁に貼ったりして、ゲストに自身の名前を探してもらいます。海外の結婚式では、日本のように席が決められていないため一般的です。
3.カラードリップケーキ
カラードリップケーキとは、ゲストの前でソースをかけ、ウェディングケーキを完成させる演出です。ケーキのデザインが変化するだけでなく、ソースが流れる見た目が美しいことで結婚式を盛り上げます。素材に決まりはなくソースの種類も豊富なため、組み合わせることで写真映えもするでしょう。
沖縄での少人数の結婚式におすすめの演出4選
沖縄での結婚式は、ゲストが少人数のものが多くみられます。少人数の結婚式におすすめの演出を4つ解説します。
1.サンドセレモニー
サンドセレモニーとは、異なる色の砂を新郎と新婦が1人ずつ選び、1つの入れ物に注ぐ誓いの儀式です。日本語で「砂合わせの儀」と呼ぶこともあります。砂は1度混ぜるともう分けられず、異なる環境で育った2人が1つの家族となり、ともに幸せに暮らせるように、という思いが込められています。
2.ローズセレモニー
ローズセレモニーは、新郎がそれぞれのゲストから受け取ったバラを花束にして、ゲストの前で新婦にプロポーズする儀式です。新婦は受け取った花束から1本のバラを選び、新郎の胸元へブートニアとして飾ることで、結婚の誓いが成立します。おもに人前式で人気を集める演出の1つです。
3.水合わせの儀
両家から汲んできた水を1つの盃に注ぐ、古くから続く日本伝統の儀式です。1つの盃に注ぐことで、異なる環境で育った2人が1つになることを意味しています。近年では容器を独自に用意したり、水の色を変えたりと、幅が広がっています。
4.ウェディングツリー(フォトツリー)
ゲスト参加型のウェルカムボードで、木のイラストにゲストが署名と押印をすると完成です。実際の木のような形をしたウェルカムツリーでは、枝部分に署名したリースを飾ってもらいます。人前式で結婚証明書として活用するケースもみられます。
沖縄の結婚式ならではの演出4選
沖縄が好きな新郎新婦には、沖縄らしさを感じられる演出もおすすめです。4つを解説します。
1.泡盛での乾杯
泡盛は日本最古の蒸留酒ともいわれ、沖縄伝統のお酒です。乾杯酒を泡盛にすると、沖縄らしさを感じられます。泡盛を使用したカクテルやスパークリング泡盛もあるため、女性やお酒が得意でない人も飲みやすいでしょう。
2.エイサーやカチャーシー
エイサーやカチャーシーは沖縄らしさを感じられる踊りで、式を盛り上げてくれます。エイサーはもともとお盆の時期に踊る伝統芸能で、地元の若者が歌と囃子に合わせて踊りながら練り歩き、先祖の霊を送迎するものでした。近年では踊り自体を楽しむ目的が強くなり、結婚式をはじめイベントで踊られるケースが増えています。
カチャーシーは沖縄民謡に合わせて踊る沖縄ならではの踊りで、結婚式の演出としても人気を集めています。
3.民族衣装での登場
新郎新婦の沖縄愛が強い場合、民族衣装である「琉装」へのお色直しはおすすめです。琉装は華やかさと落ち着きを合わせ持ち、ゲストに沖縄らしさとともに堅実なイメージを与えられるでしょう。ウチナーカンプーという琉装時の正式なヘアスタイルがあるものの、洋髪スタイルも人気です。女性は帯を使用せずに着られるため、授かり婚の新婦にも適しています。
4.沖縄らしさのある料理やテーブルコーディネート
沖縄の食材を使用したコース料理を提供する結婚式場もあり、ゲストに沖縄らしさを感じてもらえます。テーブルコーディネートにも沖縄感を表現できます。たとえば、ハイビスカスやプルメリアなど南国の花を使用して装飾したり、席次表や名札に貝殻やヒトデが描かれたものを使用したりすると、ゲストに特別感をもってもらえるでしょう。
沖縄での一般的な挙式スタイル
沖縄での挙式は、おもに以下の4つのスタイルがあります。希望する結婚式の雰囲気に合わせて選びましょう。
キリスト教式:キリスト教の儀式にのっとって、神の前で結婚を誓う
琉装式:琉球王朝の伝統衣装「琉装」を身につけ、琉球のしきたりで行われる
神前挙式:伝統的な挙式スタイルで「三々九度」というお酒を酌み交わす儀式がある
人前式:宗教色なく、自分たちの言葉で誓いの言葉をアレンジできる
沖縄での少人数の結婚式の楽しみ方
沖縄で開催する少人数の結婚式には、どのような魅力があるのでしょうか。楽しみ方を解説します。
大切な人と楽しむ時間にできる
一般的な結婚式では、ゲストが多いうえにスケジュールが詰まっており、新郎新婦とゲストが会話できるのはわずかな時間のみです。沖縄での少人数の結婚式であれば、新郎新婦が食事を楽しみながらゲストと歓談できたり、写真撮影の時間を十分に確保したりできます。大切なゲストとの、貴重な時間を楽しめるでしょう。
演出やセレモニーにゲスト全員が参加できる
少人数の結婚式であれば、演出やセレモニーにゲスト全員で参加してもらえます。たとえば、ローズセレモニーでゲスト全員からバラを渡してもらう演出や、兄弟や姉妹の子どもに、リングボーイやフラワーガールを務めてもらう演出などが考えられます。細かな時間を気にすることなく、ゲストの年齢層を確認して全員が満足できる演出を選びましょう。
まとめ
結婚式における演出は、ゲストにとっても思い出となったり、楽しめたりと大切な要素です。演出には定番のものからトレンドのもの、少人数の結婚式に適したものや沖縄らしさを感じられるものまであるため、好みや規模などによって選びましょう。
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執筆者名:大木美野
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