6月の沖縄の服装とは?費用相場や気候、イベントや旬についても解説
沖縄は、国内旅行のなかでも人気の観光地です。1年を通して暖かく過ごしやすい気候ですが、季節によって適した服装は異なります。この記事では、6月の沖縄の気候に合う服装について解説します。6月の沖縄の気候や旅行に必要な持ち物、注意点などについても解説するので、参考にしてください。
目次
6月の沖縄旅行は観光が楽しい季節
6月の沖縄は、梅雨が明けると夏本番になり、シュノーケリングやシーカヤックなどのアクティビティが楽しめます。沖縄らしいイベントでは、600年以上の歴史を誇るハーリーが各地で開催されます。ハーリーとは、豊漁と船の安全を祈願しながらの爬竜船(はりゅうせん)レースです。6月は、沖縄の魅力を満喫できる季節といえるでしょう。
沖縄旅行のハイシーズンとオフシーズン
沖縄旅行のハイシーズンは、夏休み時期が重なる7月と8月で、旅行価格が高額になります。また、お正月やゴールデンウィークなどの大型連休も、一時的に旅行価格が高額になる傾向です。オフシーズンは、年末年始を除く12月と1月、ゴールデンウィーク明けから夏休み前と台風シーズンで、旅行価格も手頃です。
6月の沖縄旅行の費用相場
6月の沖縄は、1か月を通して旅行価格が低い傾向です。ツアーによっては、那覇市内3日間で4万円台や、リゾート泊でも6~7万円台からあります。夏休みシーズンに入ると、旅行価格が一気に上がるため、梅雨が明ける6月後半は夏本番の気候で旅行価格が手頃であり、狙い目です。
6月の沖縄の気候・気温・降水量
沖縄は、1年中暖かく過ごしやすいといわれていますが、6月の沖縄はどのような気候なのでしょうか。気候・気温・降水量について、解説します。
気候
6月の沖縄は、1年で降水量が最も多く、湿度が高くジメジメして、ぐずついた天候が多くなります。6月下旬になって梅雨が明けると、晴れる日が増えて、蒸し暑さも和らぎます。台風が沖縄本島に影響を与える可能性は高くありませんが、旅行前に天気予報はチェックしましょう。
気温
2023年6月の沖縄県那覇市は、平均気温が27.2℃、最高気温の平均は29.7℃、最低気温の平均は25.7℃でした。同年同月の東京は、平均気温が23.2℃、最高気温の平均は27.6℃、最低気温の平均は19.6℃です。6月の沖縄は、東京と比べると気温が高い傾向にあります。
平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | |
沖縄県那覇市 | 27.2℃ | 29.7℃ | 25.7℃ |
東京都 | 23.2℃ | 27.6℃ | 19.6℃ |
降水量
2023年6月の沖縄県那覇市は、合計降水量が400.5mm、24時間に降った最大降水量は218.0mmです。東京都の合計降水量は347.0mm、24時間に降った最大降水量は217.0mmでした。6月の沖縄は、東京より降水量が多いといえます。
平均降水量 | 24時間の最大降水量 | |
沖縄県那覇市 | 400.5mm | 218.0mm |
東京都 | 347.0mm | 217.0mm |
※参考:気象庁|過去の気象データ検索
6月の沖縄に適した服装と持ち物
6月の沖縄へ行く際には、どのような服装と持ち物を準備するとよいのでしょうか。快適に過ごせる服装とおすすめの持ち物について、解説します。
服装
6月の沖縄は、梅雨が明けるまでは蒸し暑く、梅雨が明けた後は湿度が低くなるものの、気温は30℃近くまで上がることも少なくありません。そのため、風通しがよくて乾きやすく、軽い素材の服装が、6月の沖縄には適しています。例えば、Tシャツや半ズボン、ワンピースなどがおすすめです。室内の冷房対策や紫外線対策として、羽織ものやストールも準備しておくと安心です。
持ち物
梅雨の時期、沖縄ではスコールのような雨が降ることがあります。そのため、雨対策として傘やレインコート、タオルを用意しておくと観光中も安心です。梅雨が明けると紫外線が一気に強くなるため、紫外線対策として長袖や日焼け止め、サングラスや帽子を用意しましょう。また、ビーチやプールへ出かける際には、ラッシュガードの着用をおすすめします。
6月の沖縄のイベント
6月の沖縄では、伝統行事や伝統芸能に触れられるイベントが開催されます。ここでは、代表的な3つのイベントについて解説します。
糸満ハーレー
糸満ハーレーは、沖縄本島南部の糸満市の漁港で、毎年旧暦の5月4日に開催されます。ハーレーとは、大漁と航海安全を願って競漕する伝統行事です。糸満では、本来の名称である「ハーレー」を使いますが、他の地域では、「ハーリー」を使う場合もあります。
エイサーナイト
エイサーナイトは、沖縄市が「エイサーのまち宣言」をした6月13日を皮切りに、旧盆までの期間中の土日に開催されるイベントです。沖縄市内のさまざまな場所で、各青年会がエイサーの演舞を披露します。「エイサー」は、沖縄の伝統芸能の1つです。エイサーサイトでは、迫力あるエイサーを、間近で鑑賞して楽しめます。
慰霊の日
6月23日は、沖縄戦の慰霊と平和の継承を祈り、沖縄県民にとって忘れることのできない「慰霊の日」です。慰霊の日の当日と前日には、沖縄県南部にある平和祈念公園内にて、「平和の光の柱」を天空に照射して、慰霊と平和を発信するイベントを開催します。その他にも、歌や舞踊、キャンドルのライトアップやとうろう流しなども行われます。
6月の沖縄の旬
6月の沖縄では、旬のグルメが多く楽しめます。ここでは、南国フルーツから島野菜、海の幸を解説します。
マンゴー
マンゴーは、沖縄を代表する南国フルーツの1つであり、6月から楽しめるグルメです。旅行中に沖縄でマンゴーを食べる際は、農家の直売所やJAなどで購入することをおすすめします。手頃な価格で購入できて、旬を味わえます。
パイナップル
沖縄のパイナップルは、海外から輸入される物とは異なり、熟してから収穫するため、糖度が高く、味も香りもよいことが特徴です。芯まで柔らかく手でちぎって食べられる「スナックパイン」や、桃のような香りが特徴の「ピーチパイン」など、品種も多くあります。
ゴーヤー
ゴーヤーは、沖縄を代表する島野菜の1つです。新鮮なゴーヤーは苦味があるので、チャンプルーに向いています。厳しい暑さが増す時期のゴーヤーが、1番おいしくて栄養価が高いといわれています。
クロマグロ(本マグロ)
周りを海に囲まれた沖縄は、生鮮マグロの産地であり、季節によって「旬のマグロ」が食べられます。6月は、クロマグロ(本マグロ)の水揚げが多く、1度も冷凍されていない新鮮なクロマグロが市場に並んでいます。
6月の沖縄を満喫するための注意点
6月の沖縄を満喫するには、いくつか注意点があります。ここでは、4つの注意点について解説します。
紫外線
6月の沖縄は、本州に比べて紫外線量が多いため、すぐ日焼けしてしまいます。海水浴やプールでは、日焼け止めやラッシュガードなどの紫外線対策は欠かせません。曇りの日も、油断せずに紫外線対策をしましょう。
熱中症
本州に比べると、6月の沖縄は暑く、熱中症にかかるリスクが高まります。本州の気候に慣れていると、沖縄の暑さに対する耐性がなく、日光を長時間浴びることで体調を崩す恐れもあります。沖縄では、こまめに水分補給をしたり、帽子を被ったりしましょう。
台風
台風は、7~9月の沖縄に接近する可能性は高く、6月の沖縄に接近する可能性は低いといえます。しかし、滞在中に台風が沖縄に接近する可能性もあるため、万が一に備えたプランを考えておくと安心です。
くらげ
沖縄では、夏になると「ハブクラゲ」が発生します。ハブクラゲに刺されると激痛が走り、患部はミミズ腫れになります。海水浴へ出かける際には、ビーチ情報をチェックし、くらげ対策が整っているビーチを選びましょう。
まとめ
6月の沖縄は、梅雨が明けると真夏のような気候のため、風通しがよくて乾きやすく、軽い素材の服装が適しています。旅行費用は手頃でありながらも、沖縄らしいイベントや旬の食べ物を満喫できます。沖縄旅行をより満喫したい人は、服装にかりゆしウェアを取り入れてはいかがでしょうか。
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部署名:カジュアル事業部
執筆者名:大木美野
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