沖縄の移動手段は?車なしの手段や沖縄の交通の注意点などを解説
沖縄の移動手段は、レンタカーやタクシーなどの車が中心です。近場を移動する際は、レンタサイクルや電動キックボードも利用されています。この記事では、沖縄の移動手段や注意点を解説します。沖縄の特有の交通ルールや混雑、自転車や徒歩で移動する際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
沖縄の移動手段に車は必須?
沖縄には電車がないため、車での移動が中心です。県内では公共交通機関が発達していない地域が多く、観光スポットまでアクセスできない場合があります。沖縄を観光する際は、レンタカーやタクシー、バスなどを使って観光するとよいでしょう。沖縄県の住民も、車での移動時間が長い傾向にあります。
沖縄の移動手段
沖縄の移動手段は、車やバス、タクシー、モノレールなどです。ここでは、それぞれについて解説します。
レンタカー
レンタカーは、沖縄観光の移動手段におすすめです。公共交通機関と違い、時間やルートに制約がないため、途中で旅行プランを変更して自由にルートを決めて観光ができます。観光中に手ぶらで観光できる点も、レンタカーのメリットです。ただし、観光シーズンはレンタカーが不足しやすいため、早めに予約するとよいでしょう。
バス
沖縄のバスは、移動する目的に応じて使い分けられます。観光スポットを自由に決めたい場合は、「路線バス」を利用するとよいでしょう。観光の名所を中心に回る場合は、「定期観光バス」が便利です。ホテルに直結する「空港リムジンバス」も利用できます。観光の際は、乗り降りが自由にできるフリーパスを購入するとよいでしょう。
タクシー
沖縄のタクシーは、一般的なタクシーや貸し切りなどを選べます。空港からホテルまで直通の、シャトルタクシーもあります。観光ガイド付きのタクシーもあり、定額の料金での利用が可能です。タクシーは指定のコースや自由に観光ルートを決めるなど、移動する目的によって変えるとよいでしょう。
ゆいレール
ゆいレールとは、那覇市を中心に利用できるモノレールです。国際通りや首里城など、那覇市内にある多くの観光スポットを回る際に利用できます。ゆいレールは運行本数が多く、約4〜15分間隔で乗車できます。レンタカーの営業所行きの送迎バスがない場合は、ゆいレールを利用するとよいでしょう。
※参考:ゆいレール|沖縄都市モノレール
トゥクトゥク
トゥクトゥクとは、主に東南アジアで利用されている三輪タクシーです。沖縄では、石垣島をはじめとした観光スポットの移動手段として利用されています。トゥクトゥクはバイクの感覚で操作でき、小回りが利くため短い距離を移動する際にも便利です。ただし、運転する際は普通運転免許(オートマ限定可)が必要です。
【車なし】沖縄の移動手段
沖縄では、フェリーや自転車なども利用できます。ここでは、それぞれについて解説します。
フェリー
フェリーは、沖縄本島や離島などを移動する際に便利です。車やバイクをフェリーに乗せて、目的地までの移動距離を減らすためにも活用できます。ただし、航路が限定されており、乗船時間が長くなる点に注意が必要です。フェリーはゆったりと海の上で移動したり、ホテルのように宿泊したりする船旅におすすめです。
レンタサイクル
レンタサイクルは、移動距離の短い観光に便利です。沖縄の街並みや現地の景色、お店などをゆったりと見て回れます。沖縄の観光スポットには、徒歩で歩くと距離を感じる場所が多くあるため、レンタサイクルの使用がおすすめです。シェアサイクルの場合は、駅近くや街中にある貸し出しスポットで自由に返却できます。
電動キックボード
電動キックボードは、小型のスクーター型の乗り物です。電動で移動するため、自転車のようにこぐ必要がなく、小回りを利かせて街中を移動できます。電動キックボードは、16歳以上であれば運転免許が不要です。ただし、ヘルメットの着用をはじめとした、交通ルールやマナーなどを守りましょう。
※参考:特定小型原動機付自転車に関する交通ルール等について|警視庁
沖縄を車で移動する際の注意点
沖縄の交通では、現地ならではのルールやマナーを守る必要があります。ここでは、車で移動する際の注意点を解説します。
交通渋滞が多い
沖縄では車移動が中心であり、道路が混雑しやすい点が特徴です。通勤・通学時間の朝7時〜9時や、帰宅時間の17時半〜19時は、首都圏と同じような混雑が起きるため注意しましょう。観光地は、休日や週末に渋滞が発生しやすくなります。沖縄を観光する際は、混雑を避けるために時間に余裕をもった計画を立てましょう。
交通が規制されている場所がある
沖縄の道路では、平日の朝と夕方にバスの交通を優先するための「バスレーン」の規制があります。バスレーンの規制がある時間帯は、一般車両が通行禁止となります。バスレーンを走行した場合は、減点・罰金の対象です。
那覇市の国際通りや国道58号などは、通行禁止になるため事前に確認が必要です。時間帯によっては、道路の中央線(センターライン)がずれる場所もあります。那覇市内は中央線が変わる場所があるため、逆走に注意して運転しましょう。
※参考:中央線変移(時間規制)が行われている道路について | 沖縄県警察
道路が滑りやすい場合がある
沖縄の道路は、サンゴ礁からできた石灰岩が使用されている場合があります。道路は車の走行によって摩擦が起き、滑りやすくなっているため注意が必要です。沖縄の海風や直射日光の紫外線などで劣化する道路もあり、路面が滑りやすい場合があります。路面が濡れていると、より滑りやすいため、雨が降った直後や雨上がりの日の運転は危険です。
動物が飛び出す可能性がある
沖縄の道路は、動物が飛び出してくる可能性があります。本島の北部では、天然記念物であるヤンバルクイナをはじめとした動物が飛び出してきます。沖縄で運転する際は、動物飛び出し注意の標識を確認することが大事です。万が一、動物をひいてしまった場合、警察もしくは野生動物保護センターに連絡しましょう。
米軍関係車両の交通ルールがある
沖縄の道路は、Yナンバーと呼ばれる米軍関係者の車両が走っています。Yナンバーには、アルファベット表記のナンバープレートが付いています。万が一、Yナンバーと事故を起こした場合、日本とアメリカの警察による手続きが必要です。沖縄で運転する際は、車間距離をとり、スピードを出し過ぎないように注意しましょう。
沖縄を自転車・徒歩で移動する際の注意点
沖縄には、特有の天候・気温の変化があります。ここでは、自転車・徒歩で移動する際の注意点を解説します。
天候が変わりやすい
沖縄の地形は海に囲まれているため、雲が発生しやすい点が特徴です。気温や水温の高さもあり、水蒸気の蒸発によって雲が発生しやすくなっています。そのため、ゲリラ雷雨のように、15分前後で急に雨が降ったりやんだりします。地域によって雨が降る場所と降らない場所が分かれるケースが多くあるため、天候の移り変わりには注意が必要です。
紫外線が強い
沖縄は直射日光による紫外線が強い地域です。7月〜9月は、強く肌を刺すような痛みを感じたり、火傷を起こしたりする場合があります。外出時は直射日光に当たらないように、服や帽子、サングラスなどによる対策が必要です。沖縄ではテレビやラジオなどで紫外線情報が放送されるため、外出前に紫外線の強さを確認しましょう。
朝と夜の温度差がある
沖縄の春や秋などは、寒暖差が激しい場合があります。朝と夜で温度調節が必要になるため、長袖のTシャツや長ズボンなどの服を用意しておくとよいでしょう。また、風が強かったり、雨が降ったりする体感温度が下がるため、肌寒さを感じる場合があります。羽織るものやインナーなどを用意して、気温に合わせて服を着ることが大事です。
まとめ
沖縄の移動手段は、レンタカーやバス、タクシーなどが中心です。車以外では、レンタサイクルやフェリー、電動キックボードなどもあります。沖縄の天候は変化しやすいため、急な雨や朝夜の寒暖差に備えて服を着ましょう。紫外線対策の服も、用意することをおすすめします。
MAJUN OKINAWA公式オンラインストアは、かりゆしウェアをはじめとした豊富な商品を取り扱っています。「かりゆし」は沖縄の方言で「めでたい」「縁起がいい」という意味もあり、「自分たちらしさ」を求めるご夫婦に人気です。かりゆしウェアは引き出物のプレゼントにもおすすめなので、ぜひ購入をご検討ください。
会社名:株式会社日進商会
部署名:カジュアル事業部
執筆者名:大木美野
執筆者のSNSのリンク:https://www.facebook.com/majunokinawa/
https://www.instagram.com/majunokinawa/
https://twitter.com/MAJUN_OKINAWA