10月の沖縄で服装を選ぶ際のポイント｜気候やイベント・服装の注意点も解説

10月の沖縄には、暑さと寒さを調節できる服装を用意するのがおすすめです。沖縄には日中と朝晩に気温の差があり、温度に合わせて服を変える必要があります。この記事では、10月の沖縄の気温や服選びのポイントを解説します。旅行するメリットや注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

10月の沖縄の気温

10月の沖縄（那覇市）の気温は、以下のとおりです。

平均気温：25.5℃

最高気温：28.1℃

最低気温：23.5℃

沖縄の10月は夏が終息する時期で、穏やかな気候になるのが特徴です。日中に30℃を超える日が少なくなり、平均気温は25℃前後に落ち着きます。ただし、10月上旬と中旬では夏の暑さが続く日があります。下旬以降は日中の気温が下がるため、過ごしやすくなるでしょう。

※参考：過去の気象データ検索｜気象庁

10月の沖縄におすすめの服装

10月の沖縄では、基本的に半袖半ズボンなどの風通しの良い服装で過ごせます。日中は夏の暑さが続きますが、朝と夕方以降は涼しさを感じるでしょう。長袖のシャツやカーディガンなど薄手の上着があると、気温の変化にも対応しやすいです。スカートを着用する場合は、マキシ丈のワンピースがおすすめです。

10月の沖縄で服装を選ぶ際のポイント

10月の沖縄では、気候の変化に対応できる服を用意しましょう。ここでは、服装を選ぶ際のポイントを解説します。

紫外線対策

沖縄は、夏が終わった後も紫外線の量が多いのが特徴です。肌に痛みを感じるほどの日差しが差す日もあるため、日傘や帽子、サングラス、日焼け止めクリームなどで対策しましょう。海は日差しがより強くなります。曇りの日でも紫外線から肌を守ることが大切です。海の中に入る場合は、日焼け止めクリームを塗り直しましょう。

台風

8月〜9月は沖縄に台風が発生しやすくなるシーズンです。10月以降は台風が減る傾向にありますが、突発的に接近する点には注意が必要です。強い雨が降る場合があるため、防水性や撥水性の高いジャンパーや靴などを用意しておくとよいでしょう。折り畳み傘やレインコートを用意し、強風に備えることも大切です。

朝と夜の寒暖差

10月の沖縄は、日中と朝晩に緩やかな寒暖差があります。乾いた風が吹くため、体感温度を低く感じやすくなります。10月下旬は風が強い日に気温が下がります。その際は防風対策の服を用意しておくとよいでしょう。半袖シャツにカーディガンやパーカーを着て、温度調節をすることが大切です。長ズボンやスニーカーも用意しておくことをおすすめします。

アクティビティ

アクティビティの服装は、体温調節や怪我の防止、防水などを重視して決めます。海やプールなどで遊ぶ場合はラッシュガードを用意しておきましょう。子どもや皮膚の弱い人は、日差しから皮膚を守る服装で対策します。

海の中は、足に傷がつかないようにマリンシューズを履くとよいでしょう。山のアクティビティは、トレッキングウェアやシューズなどが必要です。

10月の沖縄を旅行するメリット

10月の沖縄ではレジャーや観光地をのんびりと楽しめます。ここでは、沖縄を旅行するメリットを解説します。

海のレジャーを楽しめる

沖縄の10月は、年内で海のレジャーを楽しむ最後のチャンスです。10月中であれば、海水浴やダイビング、シュノーケリングなどが楽しめます。沖縄の自然を満喫できるカヤックや、パドルを漕いで海の上を移動するSUP（Stand Up Paddleboard）もおすすめです。11月以降は温度が下がるため、ウェットスーツを着用しましょう。

旅費を安く抑えられる

沖縄の10月は天候が不安定かつ台風の影響もあり、旅費を抑えやすいです。航空券やホテル、レンタカーなど、旅行ツアーの料金が安い傾向にあります。リゾートホテルが格安で宿泊できる場合もあります。ただし、祝日の「体育の日」前後は連休のため、料金が高くなりやすいので注意しましょう。

10月の沖縄で開催されるイベント

10月の沖縄県内では、伝統文化や食などの多数のイベントが開催されます。ここでは、10月に開催されるイベントを解説します。

那覇大綱挽きまつり

那覇大綱挽きまつりは、約30万人が訪れる沖縄の伝統文化イベントです。大綱挽という、ギネス認定された約200mの大綱を、1万5千人で引き合います。那覇大綱挽きまつりは、地元住民だけでなく観光客の参加も可能です。各サークルや団体によって、エイサーという伝統の踊りやフラダンスなども披露されます。

沖縄産業まつり

沖縄産業まつりは、県産品を販売する総合産業イベントです。企業の技術成果や工芸品、食品などの、さまざまなジャンルの商品が集まります。イベントに参加するのは、県内の有名企業から個人企業までさまざまです。かりゆしウェアファッションショーやEV自動車、ライブなどのイベントも開催されます。

沖縄パンスイーツフェスタ

沖縄パンスイーツフェスタは、沖縄県内のパン屋やスイーツ店が集まって開催されるイベントです。県外のパン・スイーツ店も出店しており、ドーナツやベーグル、焙煎コーヒーなどが販売されます。パンに合うジャムやチーズ・ウインナーも購入が可能です。購入したものはイートインスペースや、テイクアウトでの飲食ができます。

うるま祭り

うるま祭りは、うるま市で開催されるさまざまなイベントが集まるお祭りです。イベントの内容は、闘牛大会や獅子舞やエイサーなどさまざまです。うるま市は闘牛で有名な地域です。石川多目的ドームで、本場の闘牛を無料で観戦できます。うるま市は県内有数のエイサーどころで、個性豊かな衣装や踊りも楽しめます。

10月に沖縄旅行をする注意点

10月の沖縄では、天候によって予定が変更になる可能性があります。ここでは、旅行をする際の注意点を解説します。

突然雨が降る

沖縄は突発的に雨が降りやすく、天候が変わりやすい点が特徴です。沖縄では「片降り（カタブイ）」と呼ばれており、すぐ近くの地域で天候が異なる場合があります。晴れの天気予報が出ている場合でも、折りたたみ式の傘を用意するとよいでしょう。10月は9月に比べると、突然の雨は少なくなる傾向にあります。

飛行機が欠航になる可能性がある

沖縄の天候が悪化すると、欠航になる可能性があります。沖縄行きや沖縄発の便が欠航になる場合、便を変更しなければなりません。欠航になった際は、旅行会社や航空会社に相談し、旅行のスケジュールを変更する必要があります。企業によって欠航の際の対応は異なるため、事前に確認することが大事です。

イベントやアクティビティが中止になる可能性がある

沖縄の天候が悪化した際は、イベントやアクティビティが中止になるケースが多々あります。台風をはじめとした悪天候の場合、キャンセル料が発生しないため注意が必要です。沖縄の観光中に悪天候になった場合、博物館や資料館などの施設巡りをするとよいでしょう。屋内プールやスパのような、屋内設備もおすすめです。

まとめ

10月の沖縄は、紫外線や気候の変化に対応できる服装を用意することが大事です。朝と夕方以降では気温の差があるため、長袖やカーディガンなどを用意するとよいでしょう。服装に配慮して、イベントやアクティビティを楽しむことをおすすめします。

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執筆者名：大木美野
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