学生かりゆしデザインコンテスト2020 グランプリ作品販売開始(2021.07.01)
2020年に開催された「第2回学生かりゆしウェアデザインコンテスト(SKDC)」のグランプリ商品2作品が商品化し、販売がスタートしました。
今回は、その受賞作品のデザインコンセプトからコーディネートまで、主催者のMAJUN(日進商会)だからこその情報をお伝えします。
また、後にはMAJUNの思いを込めたデザインコンテスト開催の理由、過去作品も一緒にご紹介しますのでぜひ最後まで読んでくださいね。
今年のグランプリは「Pine」と「カンカラ三線と波紋」
第2回目の開催となる「学生かりゆしデザインコンテスト2020」には、前回の2倍以上となる3,480作品の応募がありました。
その多くの応募作品の中からグランプリを受賞し、商品化されたのは「Pine(パイン)」と「カンカラ三線と波紋」の2作品。
ここでは、このグランプリ2作品のコンセプト、コーディネートを紹介します。
■カジュアルシーン部門 グランプリ 「Pine(パイン)」
まずはカジュアルシーンでの着用をイメージした「Pine(パイン)」。
学生が普段から気軽に着られることをコンセプトにデザインされています。
紺地にまるごとのパイン、輪切りのパイン、南国をイメージさせる葉っぱが並びポップでかわいい印象です。柄の色も2色で使い分け、バイアス調に見立てられていることでかりゆしウェアらしさもあり、バランスが良いデザイン。コンセプト通り、学生はもちろん幅広い年代で着られるかりゆしウェアになりそうです。
着こなしのポイントは気負わずに着ること。カジュアルで可愛さのあるデザインなので、緩さを残したコーディネートが似合います。
緩めのウォッシュジーンズに白T、そして「Pine(パイン)」を羽織る。それだけでなんだか様になるコーディネートの完成です。
また、女性でも着やすいデザインなので、あえて大きめのサイズでショートパンツを合わせてサマーガール風にしたり、幅広のロングパンツにシャツをインしてボーイッシュにコーディネートするのもおすすめです。
■ビジネスシーン部門 グランプリ 「カンカラ三線と波紋」
もう一つは、ビジネスシーン部門でのグランプリ「カンカラ三線と波紋」です。
コンセプトは、戦後の沖縄のたくましさの象徴でもあるカンカラ三線のように着る人をしなやかに元気にすること。
そのカンカラ三線の胴部分を波紋に見立てるデザインに、学生の発想の柔軟さと面白みを感じさせられました。
また、全体をブルーの同系色でまとめたことで、シックな雰囲気に仕上がり、ビジネスシーンでどんな年代にも似合うかりゆしウェアに仕上がっています。
このシャツをコーディネートするなら、ボトムスはベーシックな黒や濃紺がベスト。インパクトのあるデザインなので、他のアイテムは控えめなコーディネートにするのがおすすめです。メガネや腕時計などの小物で差をつけるのもいいですね。
仕事だけでなく、ちょっとした食事会にも着て行ける使い勝手の良いかりゆしウェアです。
2商品とも数量限定での販売となるので、気になった方はぜひお早めに手に入れてくださいね。
学生かりゆしデザインコンテストを開催する理由
学生かりゆしデザインコンテスト(STUDENT KARIYUSHI DESIGN CONTEST)略してSKDCは、県産品の一つである「かりゆしウェア」の若い世代への認知度向上と将来の担い手育成を目的として、沖縄県内の高校生・専門学生を対象に2019年からスタート。
県民に広く愛用されている「かりゆしウェア」のデザインコンテストを実施し、グランプリデザインを商品化することで才能ある学生に夢や喜びを実感して欲しいと考え開催しています。
それに加え、かりゆしウェアが若い世代にとっても更に身近なものになり、日頃から着用するものになって欲しい。そのきっかけになって欲しいと考えています。
「商品化」という夢のある副賞
学生かりゆしウェアデザインコンテスト(SKDC)での一番の注目ポイントはやはり、グランプリ作品の商品化ではないでしょうか。
自分のデザインした服が形になり、MAJUN直営店や県内量販店・百貨店で販売される。このなかなか体験できない経験は、きっと今後の進路を決める時の励みや、良い判断材料になってくれるのではないかと思っています。
それだけではなく、金賞の5作品もデザイン画通りのかりゆしウェアを1枚制作し、副賞として贈呈しています。
SKDC2020 金賞受賞作品
これからのかりゆしデザインコンテストのあり方
毎年、たくさんの応募をいただくこのコンテストは、今後も長く続け、より大きなコンテストに成長させていきたいと考えています。学生の活躍・発表の場を作り、そして沖縄の学生の才能を日本、世界へと発信するお手伝いができればと思っています。このコンテストから、将来の夢を見つけ、世界へ挑んでいく学生が出てくることを願っています。
今回惜しくも受賞を逃した応募作品も全て、学生ならではの発想とデザインに溢れ、選んでいる側の私たちも見ていてワクワクするものが多くありました。
中でもグランプリを受賞した2作品「Pine(パイン)」と「カンカラ三線と波紋」はプロ顔負けのデザインで、私たちもとても良い刺激を受けています。
そんな素敵なグランプリ作品は、数量限定販売なので、ぜひ、MAJUN直営店や公式オンラインストアでお早めにチェックしてくださいね。
<SKDC2019のグランプリ受賞作品>
・カジュアルシーン部門 商品名:「島ぞうり」
※商品はこちらから
・ビジネスシーン部門 商品名:「波」
※商品はこちらから